1746年教皇領ヴァチカン発行の1ゼッキーノ金貨です。

表:雲上の聖母マリアと教会
裏:教皇領紋章

教皇領のゼッキーノ金貨には、雲の上に輝く聖母マリアが描かれ、その掌には教会がデザインされています。
これは、聖母マリアが教会を守り、導くというキリスト教の教えを視覚的に表現したものです。
聖母マリアのデザインは、カトリック教会にとって非常に重要であり人々の信仰心を高めることを意図していたと考えられます。
裏面の教皇領の紋章の上には「聖なる鳩」が輝いています。
この聖なる鳩は、聖霊の象徴であり、教皇の権威が神聖なものであることを示しています。

Bent(ベント・曲がり)が若干確認できますがコンディションはEF(極美品)の大変美しいデザインの金貨です。


Vatican
1Zecchino
1746
Benedetto XIV (1740-1758)
KM935 Fr231