イタリア 教皇領 1ドッピア金貨 1823(B) セデ・ヴァカンテ(空位期) PCGS-MS64 【最高鑑定品】
1823年教皇領発行の1ドッピア金貨です。
教皇領は、756年にフランク王ピピンの寄進によって本格的に成立し、教皇が世俗の君主として広大な領土を支配していました。しかし、19世紀のイタリア統一運動の中でその領土は大幅に縮小され、最終的に1870年には消滅します。
コイン表に雲上の聖ペテロ(使徒ペトロ)が描かれています。聖ペテロはカトリック教会の初代教皇とされており、教皇領の起源とも深く関連しています。
銘文「PRINCEPS APOSTOLORUM」は「使徒の長」を意味します。
表面には、枢機卿の紋章が描かれています。これは、教皇が不在の期間(セデ・ヴァカンテ)、枢機卿団が教会の運営を担っていたことを示しています。
「SEDE VACANTE 1823」は空位期間1823年を意味します。
商品はPCGSよりMS64と素晴らしい数字を得ており、これはPCGS社の最高鑑定品(2025年10月現在)です。
Italy
Papal States
1Doppia
1823 (B)
Sede Vacante
KM1086 Fr251
No. | 11077 |
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製造元 | イタリア |
額面 | 1Doppia |
年号 | 1823年 |
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直径 | 22mm |
重量 | 5.47g |
材料 | 金 |
品位 | 0.917 |